マーブルビーチのそばには平安時代から鎌倉時代に描かれた大和絵の一場面を現代風にあらわした区域が全部で5箇所あります。杜島、野筋、萩坪、荒磯、葦手様の日本庭園です。
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杜島(もりしま)
杜島は島が多くの木で覆われて森のように見える姿を表現した庭です。ここではなだらかな敷地にまばらに木を植えその根元に目立たないよう石を据えています。
野筋(のすじ)
野筋は築山に似ていますが、築山に比べて山が高くなく急勾配でないのが特徴です。ここではゆるい起伏のある野山に点々と石を低く伏せて据えそれを装飾するように草花を植えています。
萩坪(はぎつぼ)
萩坪は建築の中庭に萩と草花でつくられる日本庭園の一つです。ここでは中庭の雰囲気を出す演出方法として生垣の屏風を創りました。
荒磯(ありそ)
荒磯は海岸の叩きつけるような波とその波によって石が洗い出された姿を石という素材を使い描写しています。
葦手様(あしでよう)
葦手とは平安時代に行われた文字のいたずら書きの事で水辺の草花、葦、岩、松、水、島などの形を仮名や漢字で絵画化したものをいいます。
ここでは、池の枯山水で表現し、その周りに石を置き野草を植えています。